華鳩*清盛 醸造元　榎酒造株式会社

現代の日本人にとっても、やはり食は和食に帰着するようです。
日本酒はそんな和食の永遠の相方ですね。
どんなお料理にもマッチする華鳩のお酒ですが、その中で異色の味わいとも称される、貴醸酒に合う味覚を探してみました。



【牡蠣、水菜、きのこの昆布風味】



舟形にした昆布にだしを引き、新鮮な牡蠣と水菜、きのこを散らして七輪へ。
だしは昆布でとり、塩で味付け。牡蠣に十分火が通ったら、薬味にねぎ、もみじおろしを添え、あつあつををポン酢で（舟形の昆布がない場合は、小鍋で湯豆腐の要領で）いただいてください。




【小いわしの梅しそ煮付け】



小いわしは頭だけ取り小鍋に並べ、昆布で取っただしを引き煮立てます。
濃口しょう油、みりん、しそ漬けで味付けし、こっくりと味が染みるまで煮付けるのがいいようです。




【豚とろの味噌煮込み】



みじんに切ったにんにくを少々の油で炒め香りが出たら、豆板醤、白、赤、中味噌を合わせたものを加え、火を通します。
そこへキャベツやにんじんなど切った野菜を豚とろを加え、炒め合わせます。
豚とろは炒める前に塩コショウで下味をつけておくことを忘れずにね。




【小ふぐの揚げもの】



天ぷらの衣に市販の海苔のつくだ煮とゆず唐辛子を少量混ぜるのがみそ。
ほんのり褐色に色づいた衣を小ふぐにつけ、ふっくらと揚げる。
揚げたてにレモンをぎゅっとしぼって召し上がれ。




【ひき肉まんじゅうのあんかけ】



ゆでたじゃがいもを裏ごしし、ホワイトソースと塩コショウで味付けしています。
同じく塩コショウで下味をつけたひき肉を団子にし、ジャガイモでくるみ・・・
小麦粉をさっとつけ、からりと揚げます。
ひき肉まんじゅうにかけるあんの具は、かにの身をほぐしたものや干しえびなど、季節に合わせお好みで。
ちょっと贅沢にキャビアをのせてもよし。
大根おろしで揚げだし風につゆをかけても美味ですよ。




【青梅甘露煮の揚げもの】



シロップ漬けの青梅に衣をつけ、なんと天ぷらにしています。
揚げたてのあつあつに、貴醸酒をとろりとたらして召し上がれ。
お酒は貴醸酒をロックで。グラスに梅肉を入れると、新たな味わいに出合えます。




【バニラアイスに貴醸酒をかけて】



実は貴醸酒って、バニラアイスクリームと相性がいいんです。
貴醸酒をスプーン１杯ほどかけてみてください。
するといつものバニラアイスが大人アイスに変身。
ぜひ一度お試しを・・・もしかしたら病みつきになる味かもしれませんよ。

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料理協力：お料理にしなか・西中二三夫　氏