『ホッとやすらぐ酒。』
2009年11月
島の蔵『華鳩』蔵開き2024開催します!!!:2
2009年11月15日

キター!!!

って、誰が?

中田ヒデがっ!

うそー!

ホントー!

2009年11月11日(水)元サッカー日本代表、中田英寿氏はお昼前に蔵に到着、
冷たい水で洗米、そして暑い麹室で麹のもやしふりをされました。
そしてきき酒、貴醸酒についてお話を。

中田氏は山梨県のご出身の上、イタリア生活も長く、ワインがお好きとのことですが
その次に日本酒がお好きで、会長曰く、日本酒についての造詣がかなり深いようでした。
特に甘口のお酒がお好きで、貴醸酒に興味を持たれたのが
私どもの蔵にお越しになるきっかけとなったようです。

中田氏はご自身のHPで、「リヴァリューニッポン」と題し
日本中を訪れて、紹介していらっしゃいます。
世界を知っている中田氏の目で見るニッポン。
私たちが普通と思っているけど実は素敵なことが発見されることでしょう。

スリムでクールな中田氏に蔵人、社員たちも魅了され、
夢のような時間だったようです。
中田様、こんなに遠くまでお越し下さり、本当にありがとうございます。

証拠を見せろって、言われてもないんです。

写真は撮らないようにとスタッフの方から固く禁じられたため1枚もありません。
最後に集合写真を撮ろうという時に、カメラが見つからず(用意してあったのにー)、
スタッフの方のカメラで撮ったものをお送りくださることになっているのですが
まだ届いておりません。

写真は中田氏が蔵に来られたその日、
私マリコが松山出張にフェリーの船上から、音戸の町を撮ったものです。
よーく見ると蒸米の蒸気が上がってるんですが、写真が小さすぎて.....。
ってことは私は残念ながら、お目にかかることができませんでした。
ヒデ様、また今度ゆっくり蔵に遊びに来て下さーい!

2009年11月05日

10月31日早朝、「純米吟醸ムロカ生」(通称「台力」)の留仕込をしました。

03:00AM 蒸米開始
04:30AM 蒸しあがり 
大吟醸を造る時のように、蒸米は布に入れて運び、粗熱を取るために窓を開け放った蔵内でさらす。
09:30AM 早朝の低い気温にさらされた蒸米を仕込みタンクに運び入れる

なぜ夜中に仕込みをするのか?
今年の純米吟醸ムロカ生は大吟醸なみに仕込むことにしました。
通常大吟醸は寒い冬を選んで仕込みますが、このムロカ生は秋に仕込むため、
高い気温が問題になります。というのも蔵は、温暖な気候の瀬戸内海の倉橋島にあります。
秋はまだ気温が高いので、気温の低い夜中に蒸米をさらすことにしました。
そのほか、仕込み水を凍らせた氷を使用することによって、もろみの温度を下げます。

「おいしくなれ、おいしくなれ!」と言いながら櫂を入れる新人の蔵人梶本。
「がんばれがんばれ」と重い櫂を入れる梶本を励ます松本。
「みんなで頑張って造る酒は絶対うまくなる!」と藤田杜氏。

眠い目をこすりながら夜中に作業、特に米の量が一番多い留仕込はかなりの重労働。
蔵人たちより約10歳年上の私もまだまだ元気。
「10年後にみんな僕のように動ける?」などと体力自慢をしたものの正直腰が痛いです。
蔵人たちが心こめて手造りしたお酒。ぜひ飲んでみてください。
飲んでホッとやすらぐやさしい酒になっていると思います。
今日のブログは社長の榎です。

P.S. 「純米吟醸ムロカ生」(通称「台力」)は12月12日発売予定です。

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